福井市歯科医師会

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お知らせ・イベント詳細

平成23年度 歯と食育に関する自由研究コンクール

「歯と食育に関する自由研究コンクール」も第5回目を迎えました。今年より応募対象を福井市と永平寺町の全小学校58校の5,6年生に拡げましたところ、 これまでで一番多い応募点数となりました。このコンクールは、夏休みの宿題のひとつとして、歯や食について調べてもらい、それを四つ切り画用紙にまとめて 応募してもらうというものです。この企画に、今年の猛暑の中、児童さんたちが一生懸命努力してくれた事が各作品にありありと表れており、選考にあたった理 事一同、感銘を受けた次第です。
 さて、今年の6年優秀賞は、「こばや新聞 歯の秘密 2号」に決まりました。去年の5年準優秀賞に輝いた児童さ んの応募作品第2弾になります。この児童さんは、去年は、硬組織の歯が、食品の酸やミュータンス菌の産生する酸に、以外に弱いということを、啓蒙新聞風に まとめていましたが、今年は、我々歯科医が口腔解剖学や口腔組織学で習う歯式、萌出順序やその時期、歯の構造等を、事こまかに、それでいてわかりやすく、 やはり啓蒙新聞風にまとめてありましたので、この作品を選びました。そして、人間の2生歯性(乳歯、永久歯と生え換わりは1回)が、現代の高齢化に追い付 けず、お口の中のケアーが、人間の一生のQ.O.L(クオリティー オブ ライフ)にいかに重要かを結びに述べています。
 続いて6年準優秀賞は、歯みがき方法、ステファンカーブ(食事前から食事後にかけてのお口の中のPHの変化を示すグラフ)を示しての歯みがきをするタイミング、フッ素の利用、食習慣の改善等、健康な歯を保つための現実的な方法に絞ってまとめた作品を選びました。
  5年優秀賞は、ミュータンス菌の母から子への垂直感染を中心に、唾液の希釈作用、緩衝作用、キシリトールの効能等をまとめた作品です。ちなみに母子垂直感 染とは生まれたての赤ちゃんのお口の中には、ミュータンス菌はいません。おかあさんが、口移しで食べ物をあげたり、スプーンを共用したりすることでミュー タンス菌がうつる事を言います。この児童の良いところは、パソコン等で調べた文章の写しでなく、内容をしっかりと理解し、自分なりの言葉で(小学校5年生 の女の子の表現で)書かれているのが面白く選びました。
 5年準優秀賞は、12才の虫歯の歯の数の統計をとってみると、日本は世界のトップクラス にある事を調べ、小学校高学年の時のお口の中のケアーがいかに大事か、この時期のお口の中のケアーがその人の一生の口の中の健康を方向づけてしまうかを述 べた作品です。このコンクールの応募対象を小学5,6年生にした意図を良く理解しており、その点をかい、選びました。
 日学歯(日本学校歯科医 会)は学校歯科検診時のCO 要観察歯 (歯みがき次第では再石灰化して健康な歯に戻るか、歯に穴が開いて歯医者さんに行かなければならないかの境目)の 判定基準の見解の項で「事後措置なくしての検診は意味をなさない。」と述べています。1学期中に歯科検診を受け、夏休み中までに治療を受ける。それだけで なく「どうして虫歯ができるの」、「どの様にしたら虫歯にならないで済むの」ということを、自分で調べてまとめてみることは重要であり、このコンクールは 学校歯科検診の一環としても意義ある事と感じました。今後も、理事一同このコンクールを続けていく所存でおります。
 なお、優秀作品4点は拡大コピーし、福井市および永平寺町全小学校に配布し、展示を頼みました。また、福井市役所、永平寺町役場にても展示されました。
以下入賞者の皆さまです。おめでとうございます。
5年 優秀賞  福井市湊小学校   岩本 桃果
5年 準優秀賞 福井市清水北小学校 児玉 七海
6年 優秀賞  福井大学教育地域科学部附属小学校
                 小林 菜桜子 
6年 準優秀賞 志比小学校     長谷川 恵汰 

 記 学校歯科及びコンクール担当理事 大家 透

5年 優秀賞
湊小 岩本桃果さん

6年 優秀賞
附属小 小林菜桜子さん

5年 準優秀賞
清水北小 児玉七海さん

6年 準優秀賞
志比小 長谷川 恵汰君